子育入子地蔵尊
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子育入子地蔵尊は埼玉県飯能市仲町29-5の寺院。
飯能は良質の杉や檜を参し、江戸時代より西川材として知られた。
八代吉宗の頃、洪水により木材が流失、当地に住む入子彌兵衛がこれを見て一本でも多くの木材を拾い上げさせよと村人に指図し、川岸に積ませておいた。しかし、この木材には幕府御用達のものも含まれていたため後日問題となり、彌兵衛は流木盗人とされて吟味もされずに投獄されてしまう。
無実の罪が晴れるよう、彌兵衛が日頃信仰している地蔵を思い出しひたすら念じたところ、ある日、牢の中で一人の老人が枕元に立ち、後をついてこいと命じた。気が付くと彌兵衛は我が家に戻っていて、老人は地蔵の化身で、やがて無実が証明されたという。
彌兵衛はこの地蔵の慈悲に感謝し、寛延三年(1750)に村人と共に地蔵を建立した。
「入子」という名称から子育てに霊験有りとされ厚い信仰を集めている。
飯能は良質の杉や檜を参し、江戸時代より西川材として知られた。
八代吉宗の頃、洪水により木材が流失、当地に住む入子彌兵衛がこれを見て一本でも多くの木材を拾い上げさせよと村人に指図し、川岸に積ませておいた。しかし、この木材には幕府御用達のものも含まれていたため後日問題となり、彌兵衛は流木盗人とされて吟味もされずに投獄されてしまう。
無実の罪が晴れるよう、彌兵衛が日頃信仰している地蔵を思い出しひたすら念じたところ、ある日、牢の中で一人の老人が枕元に立ち、後をついてこいと命じた。気が付くと彌兵衛は我が家に戻っていて、老人は地蔵の化身で、やがて無実が証明されたという。
彌兵衛はこの地蔵の慈悲に感謝し、寛延三年(1750)に村人と共に地蔵を建立した。
「入子」という名称から子育てに霊験有りとされ厚い信仰を集めている。
子育入子地蔵尊 参拝写真
写真追加更新日:2018年08月23日(オリジナル取材写真)
子育入子地蔵尊 参拝一言コメント
飯能駅北西、飯能河原の近くです。この地に住んだ入子彌兵衛が無実の罪から投獄されたのが、地蔵に念じたところ釈放されたのに感謝し建立したとのこと。「入子」という名称から子育てに霊験有りとされ信仰を集めています。
地図表示位置は正確ではない場合があります