亀戸香取神社は東京都江東区亀戸の神社。
藤原鎌足が東国下向の時に勧請したとも、応安4年（1371）鎮座とも伝えられる。
平将門の乱の際には、俵藤太秀郷が当社に参籠して戦勝祈願を行い、平定後弓矢を奉納、勝矢と命名したとされる。
相殿に鹿島神宮の祭神・武甕槌神を祀り、武道の御神徳からスポーツの神として崇敬を集めている。
亀戸七福神の大国神、恵比寿神で、拝殿右手に尊像がある。柄杓で亀ヶ井戸から汲みあげた水を掛け参詣する。この井戸は亀戸の地名の由来とされる。
境内社として、熊野神社（家都御子命）、三峯神社（国常立尊・伊弉諾尊・伊弉冉命）、水神社（水象女尊）の合祀殿、および福神社（恵比寿神・大国主神）、稲足神社（面足神・惶根神・金山毘古神・宇賀御魂神）、天祖神社（天照皇大御神）がある。 天祖神社は区内最古だという。