歯神社は大阪市北区角田町2-8の神社。
「綱敷天神社　末社　歯神社（つなしきてんじんしゃ　まっしゃ　はじんじゃ）」と称し、今から数百年前に梅田一帯が大洪水に見舞われ、あわや水没するかにみえた折、地元の人間がお祀りしていたお稲荷さんの御神体である巨石（本殿地中深くに鎮座）が、流れ来る水を歯止めし、梅田の水没を防いだことから、歯止めの神さまとして慕われてきた。のちに歯止めの語呂が転じて歯痛止めにご利益があるお社といわれ、いつの頃からか歯神社とよばれるようになった。
明治の初年頃、大阪市北区神山町に鎮座する綱敷天神社の境内飛地末社として祀られるようになった。
現在では、歯科医、歯科技工士などの歯の医療に関わる方々や、歯科医師を目指す学生さん、歯ブラシ・歯磨き粉・歯に関するガム・入れ歯など歯に関わりのあるお仕事をされる方々の参拝が絶えない。