梅島駅南西方向。規模は大きくないのですが、鳥居をくぐると両脇から木々が茂り、なんともいえない神秘的な空気が漂っています。霊能者の方が訪れれば何か感じるものがありそうです。
当社を発症の地とする禊教は、禅、観相、医学、神道を学んだ井上正鉄（井上正鐵、いのうえまさかね）の教えを組む教派神道の一派とのこと。正鉄は寛政2（1790）年の生まれ、独自の呼吸法で大音声を発することができたそうですが、江戸幕府の滅亡を予言する言動を理由に三宅島に流され、 嘉永2（1849）年に同島で亡くなっています。明治維新後に門人の坂田安治らによってその思想が禊教として纏められたそうです。