光縁寺は京都府京都市下京区四条大宮町36の浄土宗寺院。知恩院の末寺にあたる。
慶長18年(1613)頃に創建。御本尊は阿弥陀如来像。天明の大火により焼失するも再建される。
門前近くに新撰組の馬小屋があり、門前を往来する隊士たちの中に新撰組副隊長の山南敬介がいた。当寺山門の瓦に、山南家と同じ家紋があったことから、年齢も同じだった当時住職・良誉上人との間には親交が生まれた。山南の紹介で屯所で切腹した隊士達や山南自身、またその後の多くの隊士が良誉上人に弔われ、埋葬されることになった。