泉蔵寺（せんぞうじ）は神奈川県秦野市千村503の曹洞宗寺院。本尊は南無釈迦牟尼佛、脇侍に文殊菩薩と普賢菩薩をそなえ、釈迦三尊が祀られている。
開山は足柄上郡松田惣領延命寺の末寺として、本寺二世行室良順大和尚によって文明十三年（1481年）に開山された。
春にはチューリップが咲き乱れ、4月にはチューリップ祭りが行われ、「東国花の寺百ヶ寺」にも選ばれている。
本堂には、平成15年に秦野市指定重要文化財となった鎌倉時代後期から南北朝時代の作とされる石造十王像が安置されている。