緒立八幡宮
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3
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緒立八幡宮(おたてはちまんぐう)は、新潟県新潟市の神社。「かんじき」の起源とされる逸話が残っている。
平安時代後期、安倍貞任の残党「黒鳥兵衛」が越後国へ入り、非道の限りを尽くした。源義綱が討伐に当たったが、黒鳥兵衛は妖術を使って抵抗し、現在の新潟市の陣に立てこもった。当時このあたりは深い沼地で、源義綱は攻めあぐねていたが、ある日、鶴が木の枝を足に掴んで沼の上を歩くのを見て、「かんじき」を作り、兵に履かせて一気に攻め込んだ。黒鳥兵衛は討ち取られ、首をはねられた。これが「かんじき」の起源とされ、かんじきの緒を立てた場所が「緒立」だと言われている。黒鳥兵衛の首の落ちた所が、現在の黒鳥という地名になっている。黒鳥兵衛の首は塩漬けにされ、埋めた場所の鎮護のために建てた祠が八幡宮で、塩漬けの首により、塩分を含んだ水が地中から湧き出したのが緒立温泉であると言われている。
平安時代後期、安倍貞任の残党「黒鳥兵衛」が越後国へ入り、非道の限りを尽くした。源義綱が討伐に当たったが、黒鳥兵衛は妖術を使って抵抗し、現在の新潟市の陣に立てこもった。当時このあたりは深い沼地で、源義綱は攻めあぐねていたが、ある日、鶴が木の枝を足に掴んで沼の上を歩くのを見て、「かんじき」を作り、兵に履かせて一気に攻め込んだ。黒鳥兵衛は討ち取られ、首をはねられた。これが「かんじき」の起源とされ、かんじきの緒を立てた場所が「緒立」だと言われている。黒鳥兵衛の首の落ちた所が、現在の黒鳥という地名になっている。黒鳥兵衛の首は塩漬けにされ、埋めた場所の鎮護のために建てた祠が八幡宮で、塩漬けの首により、塩分を含んだ水が地中から湧き出したのが緒立温泉であると言われている。
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