葛城神社は徳島県鳴門市北灘町粟田字池谷の神社。
奈良県御所市にある葛城神社の分社として、天喜年間（1050年頃）に創建された。 第22代雄略天皇が大和（現在の奈良県）の葛城山で猟を楽しまれていた時、天皇と同じ姿の神様が現れた。そして「私は悪事も一言、善事も一言にて言放つ言離神（ことさかのかみ）、葛城一言主神なり」と告げたため、天皇は恐縮し、ご一緒に猟をされた。その際、天皇に飛びかかってきた大きな猪を一言主神が倒したことから、一命を取り留めた天皇は、一言主神を奈良・葛城神社のご祭神とされた。