宇倍神社（うべじんじゃ）は、鳥取県鳥取市国府町宮下にある神社。式内社（名神大社）、因幡国一宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。
社伝によると、孝徳天皇大化4年の創建と伝えられている。延喜式では県下唯一の名神大社、一の宮として崇敬を集めており、明治４年に国弊中社に列せられた。
現在の社殿は明治31年のもので、翌32年には全国の神社で最初に命の御尊像と共に五円紙幣に載せられ、以後も数回、大正・昭和と五円・一円紙幣の図柄となった。このことからお金に御縁があり、商売繁昌の神様として全国からの参詣を集めている。