成覚寺(十劫山 無量寿院)
注目スコア
0
宗派
創建
文禄3年(1594年)
樹木の茂る靖国通り沿いの寺院
成覚寺(じょうかくじ)は、東京都新宿区新宿二丁目にある浄土宗の寺院である。正式名は十劫山無量寿院成覚寺。靖国通りに面し、正受院と隣接している。
文禄3年(1594年)の創建と伝わる。江戸時代には、岡場所としても繁栄した内藤新宿の飯盛女たちの投げ込み寺であった。奉公途中に死んだ飯盛女は身に着けていたものを剥ぎ取られて俵に詰められ、投げ込むように葬られたという。成覚寺に葬られた人数は、2200とも3000余りとも伝わる。
境内には共同墓地に葬られた飯盛女たちの供養碑である「子供合埋碑(こどもごうまいひ)」、玉川上水で心中した男女らを供養する「旭地蔵(あさひじぞう)」などの文化財が残されている。 また、黄表紙という新ジャンルを成立させた戯作者の恋川春町や、暦学者の塚本明毅が葬られた寺でもある。
文禄3年(1594年)の創建と伝わる。江戸時代には、岡場所としても繁栄した内藤新宿の飯盛女たちの投げ込み寺であった。奉公途中に死んだ飯盛女は身に着けていたものを剥ぎ取られて俵に詰められ、投げ込むように葬られたという。成覚寺に葬られた人数は、2200とも3000余りとも伝わる。
境内には共同墓地に葬られた飯盛女たちの供養碑である「子供合埋碑(こどもごうまいひ)」、玉川上水で心中した男女らを供養する「旭地蔵(あさひじぞう)」などの文化財が残されている。 また、黄表紙という新ジャンルを成立させた戯作者の恋川春町や、暦学者の塚本明毅が葬られた寺でもある。
成覚寺 参拝写真
成覚寺 参拝一言コメント
新宿三丁目駅北東。靖国通り沿いの小さなお寺ですが境内にはやたらに植物が繁茂していて一瞬ぎょっとします。でもお堂や石碑などはきちんと手入れされていて、大通り沿いの小さな異界といった印象。
地図表示位置は正確ではない場合があります