浜宮天神社は兵庫県加古川市尾上町口里770の神社。
学問の神様として崇敬されている菅原道真公を主祭神に、脇殿に大国主命、少彦名命をお祀りする。
延喜元年（９０１年）菅原公筑紫左遷の折、当地に休息され海上の平穏と萬民の幸福を祈願され、記念に松樹を植えられた。後世の人、公の徳を追慕し長和元年（１０１２年）小祠を建てお祀りし、これが起源となっている。文安元年（１４４４年）八月三十日社殿を建立し特に学問の神としてお祀りしている。
天文五年（１５３６年）七月領主赤松政村殿より社領十五石が寄せられ、元和五年（１６１９年）十月京都所司代板倉伊賀村殿より社領十石並に境内地七十五町歩の寄進があった。明治六年郷社に列格。
昭和四十八年九月より大改築を行い、昭和五十年三月現代の社殿が完成。