岩角寺は福島県本宮市和田東屋口84の天台宗寺院。正式には和田山常光院岩角寺（わでんさんじょうこういんがんかくじ）と言うが、古くから「岩角山」という俗称で親しまれてきた。
天台宗の三世・慈覚大師（じかくだいし）によって開かれたといわれ、天台密教の道場として栄えたと伝えられる。
全山が名勝天然記念物に指定されている。毎年1月3日には「大梵天祭」が開催されている。
境内に金花水不動尊という清水があり、慈覚大師がこの清水で身を清められ、毘沙門天を彫ったと云われている。入梅時期からお盆にかけ、水面に金粉を撒いたような現象が不定期に現れることからこの名がある。震災以降も平成27年と平成28年にもこの現象が見られました。これにちなみ、金の御朱印が拝受できる。