総持寺は富山県高岡市関町32の高野山真言宗寺院。
創建当時は現在の高岡市石堤の地にあったといわれ、加賀藩二代藩主・前田利長の守山在城の節に祈願所となり、高岡城移住の時、利長の意向により、慶長年間に現在地に移ったとされる。
当山二十二世快雄和尚は、慶長十四年（1609年）時の利長公高岡城築城の際、利長公より、当時関野と呼ばれたこの地の新たな命名を依頼され、中国の詩経の一節により「高岡」と名付けた人物である。