本覚寺(青木山 本覺寺)
注目スコア
8
宗派
創建
1226年
本覺寺(ほんがくじ)は、神奈川県横浜市神奈川区高島台にある曹洞宗の寺院。山号は青木山。京急本線神奈川駅と第二京浜青木橋交差点のそばの高台にある。
もと臨済宗で、1226年に宗祖栄西により創建されたと伝わる。現在の高島台から幸ヶ谷公園(権現山)にかけて続いていた丘の上にあり、東海道と神奈川湊を見下ろす交通の要衝にあることから、戦国時代には隣接して権現山城・青木城が造られた。1510年、一帯が上杉氏と上田政盛との権現山合戦の戦場となったため荒廃したが、1532年に曹洞宗の寺として再興された。
江戸時代になると周辺は神奈川宿として栄えた。幕末の横浜開港時には、横浜港が一望できることから、アメリカ領事館となった。当時山門はペンキで白く塗装され、この山門は後も震災・戦災を免れて現存している。生麦事件では負傷者(ウッドソープ・クラークとウィリアム・マーシャル)が逃げ込み治療を受けた。東側の権現山は神奈川台場の建設のため削られた。さらに明治時代の鉄道建設により寺の東側に切通しが作られ、この際に東海道も分断されたため、門前近くに青木橋が架けられた。さらに第二京浜建設の際にも寺域が削られた。
もと臨済宗で、1226年に宗祖栄西により創建されたと伝わる。現在の高島台から幸ヶ谷公園(権現山)にかけて続いていた丘の上にあり、東海道と神奈川湊を見下ろす交通の要衝にあることから、戦国時代には隣接して権現山城・青木城が造られた。1510年、一帯が上杉氏と上田政盛との権現山合戦の戦場となったため荒廃したが、1532年に曹洞宗の寺として再興された。
江戸時代になると周辺は神奈川宿として栄えた。幕末の横浜開港時には、横浜港が一望できることから、アメリカ領事館となった。当時山門はペンキで白く塗装され、この山門は後も震災・戦災を免れて現存している。生麦事件では負傷者(ウッドソープ・クラークとウィリアム・マーシャル)が逃げ込み治療を受けた。東側の権現山は神奈川台場の建設のため削られた。さらに明治時代の鉄道建設により寺の東側に切通しが作られ、この際に東海道も分断されたため、門前近くに青木橋が架けられた。さらに第二京浜建設の際にも寺域が削られた。
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