白鷺神社は栃木県河内郡上三川町上三川の神社。
創祀年代は不詳。社伝によると、延暦二年（７８３）、国主平松徳胤が霊夢に感じ景行天皇の皇子・日本武尊の駐輦の旧跡に宮殿を造営し祀ったという。相殿の豊城入彦命は、建長年中、横田越中守（宇都宮）頼業が築城の時に日光神を産土神として勧請合祀したもの。
康暦二年（１３８０）、小山義政との戦において、明神の森に白鷺の群れるのを白旗とまちがえ敵の退くのを見て、
これひとえに神の御加護であるとして祭神・日本武尊が白鳥と化して昇天した奇瑞に因んで
白鷺明神と改めた。
東山天皇宝永四年（１７０７）、神位正一位を授けられ、明治五年四月十五日郷社に列格した。
日本一の巨大絵馬と日本一の平和の剣、アニメキャラのようなユニークな夢福神などがある。