日輪寺（にちりんじ）は、東京都台東区にある時宗の寺院。神田山と号する。本尊は阿弥陀如来。
もとは天台宗で芝崎村（現在の千代田区）にあったという。
徳治年間（1303年 - 1308年）この地を訪れた他阿真教が、疫病が流行し平将門の首塚の祟りだと怯える村人を見て塚を修復し供養をしたところ疫病が治まり、村人の勧めもあって時宗に改め念仏道場としたという。
1590年（天正18年）以降寺地を転々とし、1657年（明暦3年）の明暦の大火で浅草に移った。
日輪寺がある浅草3丁目はかつて浅草柴崎町だったが、これは日輪寺が柴崎道場と呼ばれていたことに由来する。