大龍寺（だいりゅうじ）は京都府京都市右京区梅ケ畑高鼻町37の浄土宗寺院。本尊は阿弥陀如来。　
天正十四年（1586）、京都に疫病が流行した際に、然誉上人（ねんよしょうにん）が烏樞沙摩明王（うすさまみょうおう）の法力により現在の中京区裏寺町に寺院を建立したことに始まるという。
天明八年（1788）、天明の大火によって焼失したが、文化元年（1804）、烏樞沙摩堂は、信者が材木を持ち寄り建立された。
かつては花街にあり、女性の病平癒の信仰篤かった。「うすさまさん」とか「うっさん」と呼ばれて親しまれた。また、厠の守り神様としても知られている。
有樞沙摩明王は下半身の健康、乳守地蔵は安産、乳の出がよくなるという信仰篤い。
昭和五十二年（1977）現在の地に移転した。