荘八幡神社は福岡県北九州市小倉南区中貫本町3-1の神社。
第56代清和天皇の御宇貞観元年、宇佐八幡宮の御分霊を神輿に捧持し、京都の男山にお祀りすべく、宇佐の地を出発され、途上、貫の庄に鈴石と云う大石が有り、一夜この石の上に駐興せられた。当時の貫の領主、少弐従五位の下　石川朝臣左近将監直木が自ら神主となり、第57代陽成天皇の御宇元慶七年二月、社殿を造営し、宇佐八幡宮大神の御分霊としてお祀りした。その昔、足利尊氏公より八十町の祭田の献上あったという。神社名は鈴石神社から軈庄神社そして、藤原氏の荘園であったことに鑑み、荘八幡神社と三度改称。
境内の鈴石は壮八幡神社が造営される以前から、神として御祀りされていたといわれ、石長比売命が祀られ、御参りすると、不老長寿の御利益が有るとのこと。